カナダの都市なのに「北米4位」——トロントって実はとんでもない街だった
カナダの都市なのに「北米4位」——トロントって実はとんでもない街だった
最初に知ったとき、正直なめてた
SNSで「トロント、北米4位の都市」って流れてきたとき、最初は「え、それってカナダの話だよね?」って思ったのが正直なところ。なんとなく「カナダの都市=こじんまりした感じ」みたいなイメージを持ってたから、北米4位という数字を見てもピンとこなかった。
でもちゃんと調べてみたら、これが全然「こじんまり」じゃなかった。
「北米4位」の重さ、伝わってる?
2021年の国勢調査によると、トロントの人口は約279万人。北米でトロントより人口が多い都市は、メキシコシティ、ニューヨーク、ロサンゼルスの3都市だけ。つまりシカゴでもヒューストンでもなく、トロントが4番目に来る。これ、アメリカの主要都市をいくつも飛び越えてるってことで、地味にすごい話だと思う。
さらにびっくりしたのが、都市圏単位で見たときの数字。2025年時点でトロント都市圏の人口は推計710万人超。さらにトロントを核とする「ゴールデンホースシュー」と呼ばれる都市集積地域全体では、なんと約1120万人に達するらしい。オンタリオ湖の西端を囲むようにひろがるこのエリア、もはや一つの「巨大経済圏」と呼んで差し支えないレベル。
1万年前から人が住んでいた場所
もう一つ、調べてて「へえ」となったのが歴史の深さ。トロントのある地域には、先住民族が1万年以上前から暮らしていたという記録がある。川や深い渓谷、都市部の森が点在する緩やかな台地——その地形が人を引き寄せ続けてきた場所、ということになる。
今でこそ高層ビルが並ぶ国際都市だけど、その足元に1万年分の人の営みが積み重なってると思うと、なんか不思議な感覚になる。
「多文化都市」って言葉、軽く使いすぎてた気がする
トロントは「世界で最も多文化的かつコスモポリタンな都市のひとつ」として認識されているらしい。ビジネス、金融、アート、スポーツ、文化——あらゆる分野の国際的な拠点として機能している。
正直「多文化都市」って言葉、いろんな都市に使われすぎてて少し薄まってる印象があったんだけど、トロントに関しては本当にその言葉がフィットするらしい。実際に訪れた人の話を聞いても、街を歩くだけで世界中の言語が聞こえてくる、という体験談が多い。
カナダの首都はオタワなのに、なぜトロントが「顔」なのか
ちなみにトロントはカナダの首都ではなく、オンタリオ州の州都。カナダ全体の首都はオタワ。でも「カナダといえば?」と聞かれたとき、多くの人がトロントを思い浮かべるんじゃないかと思う。それだけ経済・文化・情報の集中度が高い。
首都じゃないのに国の「顔」になってしまっている都市——日本でいえば東京と大阪みたいな話とはまたちょっと違くて、トロントの存在感はもっと突出している気がする。
知らなかっただけで、ずっとそこにあった街
今回改めて調べてみて思ったのは、「トロントって話題になるような新しい出来事があったわけじゃなくて、もともとずっとすごかった」ということ。1万年の歴史、280万人の人口、北米4位の規模、世界屈指の多様性。どれも今に始まった話じゃない。
自分が知らなかっただけで、トロントはとっくにそこにあった。そういう「知らなかった自分」に気づかされる感じ、たまにこういう調べ物で経験するけど、毎回ちょっと恥ずかしくなる。
興味ある人は「ゴールデンホースシュー」でも調べてみると、トロントの規模感がもっと掴めると思う。
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