「戦争」って結局なくなってないじゃないか、と気づいた夜

「戦争」って結局なくなってないじゃないか、と気づいた夜
きっかけは、何気なく見たニュースだった
正直、「war」とか「戦争」って言葉、どこか遠い話だと思ってた。歴史の教科書のこと、とまでは言わないけど、少なくとも「今の自分の日常とは別の次元の話」くらいの感覚で生きてきた。でもSNSのタイムラインで何度も流れてくる映像や記事を見ているうちに、なんか居ても立っても居られなくて、自分でちゃんと調べてみることにした。
そもそも「戦争」の定義、ちゃんと知ってた?
Wikipediaで調べたら、warの定義がけっこう幅広くて驚いた。国家同士の軍隊による武力衝突だけじゃなく、政府軍と一定の指揮系統を持って組織された武装グループとの戦闘も「戦争」に含まれるらしい。つまり、いわゆる正規軍どうしが正面からぶつかる、みたいなイメージだけが戦争じゃない。
そして戦争の目的として挙げられているのが「政治的・経済的・領土的な目標の追求」。なんというか、すごく冷たい言葉だな、と思った。そこには人の命とか、家族とか、そういうものが一切出てこない。
「トータル・ウォー」という言葉が頭から離れない
調べていて一番ゾッとしたのが「total war(総力戦)」という概念。これは合法的な軍事目標だけに限定されない戦争のこと。つまり、民間人や戦闘員ではない人たちへの被害も当然のように起きてしまう戦争の形態を指す。
ニュースで見る映像のことを思い出した。崩れた建物、避難する人たち。あれがまさにそういうことなんだ、と改めて言葉で整理されると、なんか胸に刺さる。
1945年以降、戦争は「減った」のか?
ここが一番引っかかったところ。Wikipediaにはこう書いてある。「1945年以降、大国間の戦争、領土征服、宣戦布告の頻度は減少した。しかし、戦争全体が必ずしも減少したわけではない」。
…これ、かなり重い事実じゃないか。
第二次世界大戦が終わって80年近く経つ。核抑止とか、国際連合とか、様々な仕組みが生まれた。大国どうしが直接ドンパチやる場面は確かに減ったかもしれない。でも「戦争そのものがなくなった」わけじゃ全然ない。形が変わっただけ、とも言える。むしろアウトラインの定義にある通り、戦争は「国家だけでなく非国家主体(non-state actors)によっても引き起こされる」ものになっている。国と国の戦争じゃなくなってきている分、余計に複雑で、終わりが見えにくい。
「遠い話」だと思ってた自分が恥ずかしい
調べれば調べるほど、戦争って「極端に暴力的で、社会を壊し、経済を破壊するもの」(これもoutline of warの記述そのままだけど)だと改めて思い知る。わかってたつもりで、全然わかってなかった。
歴史の授業で習ったこと、映画で見たこと、それだけで「知った気」になっていた自分。でも今この瞬間も、世界のどこかでこの定義に当てはまることが起きている。それを「話題だから調べた」レベルで終わらせていいのか、と自問している。
答えは出ないけど、目を背けないでいたい
専門家でも研究者でもないから、「こうすれば解決する」なんて言えない。でも少なくとも、「war」という単語の重さを、今日ちょっとだけ正確に受け取れた気がする。
暴力、破壊、死。そしてその背景にある政治と経済と領土。きれいごとじゃない話が、世界では今日も続いている。それだけは、忘れずにいようと思う。
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