「管理者が誰もいない」通貨って、いったい誰が守ってるの?
「管理者が誰もいない」通貨って、いったい誰が守ってるの?
正直、最初に「ビットコイン」という言葉を聞いたとき、なんとなく「怪しいやつ」というイメージがあった。でも最近あまりにもニュースやSNSで目にするから、ちゃんと自分で調べてみることにした。そしたら思ってたより、そもそもの「仕組みの話」が面白くて。
銀行も政府も、誰もいない
ビットコインの一番ぶっとんでいるところって、ここだと思う。Wikipediaで調べたら「中央銀行や単一の管理者を持たない分散型のデジタル通貨」ってはっきり書いてあった。
普通のお金って、絶対どこかに「管理してる人・機関」がいる。日本円なら日本銀行、ドルならFRB(米連邦準備制度)みたいな。でもビットコインには、そういう「偉い人」が存在しない。
じゃあ誰が守ってるの?ってなるじゃないですか。そこが面白いところで、ネットワーク上のノード(参加者のコンピューター)が取引を検証して、「ブロックチェーン」と呼ばれる台帳にすべての履歴を記録している。特定の誰かではなく、参加者みんなが分散して支えてる、という構造らしい。頭ではわかるけど、なんか不思議な感覚。
2008年、謎の人物「サトシ・ナカモト」が生んだもの
ここがまた、SF感があって面白い。
ビットコインが発明されたのは2008年。「サトシ・ナカモト」と名乗る人物またはグループが概念を提唱し、オープンソースソフトウェアとして実装を公開。2009年から実際の使用がスタートした。
で、この「サトシ・ナカモト」が誰なのか、今もって不明なんですよ。個人なのかグループなのかもわからない。日本人っぽい名前だけど、正体は完全に謎のまま。ビットコインを生み出した張本人が、自分の作ったものが世界中で使われるようになっても名乗り出ない。この事実だけで、なんか映画みたいだと思った。
仲介者なし、ユーザーからユーザーへ
もうひとつ自分がへぇ、と思ったのが送金の仕組み。銀行振込って、銀行という仲介者を通じてお金が動く。でもビットコインは「Peer-to-Peer」、つまり個人から個人へ直接送れる。仲介者が不要。
これって地味にすごくて、たとえば海外送金のとき、今までは銀行を通じて手数料を払って数日かかったりする。でもビットコインなら、ネットワークさえあれば原理上は世界中どこへでも直接送れる、ということになる。もちろんそれが実際どこまで使い勝手がいいかは別の話として、発想自体は革命的だな、と感じた。
すごいと思う反面、まだ腑に落ちないこと
調べれば調べるほど、ビットコインの設計思想自体は「なるほど」と思える部分が多い。管理者不在・分散型・透明な取引履歴。
ただ、一般人として正直に言うと、「価格がものすごく乱高下する」という点は、通貨として使うには怖い。あと「ブロックチェーンに全取引が記録される」というのは、透明性という意味では安心できる一方で、「匿名性はどこまで本当なの?」という疑問もある。この辺はまだ自分の中で整理しきれていない。
2009年に生まれて、まだ15年ちょっと。これが「歴史ある通貨」になるのか、それとも全く違う何かになっていくのか。発明者の名前すらわからないまま、世界中でお金が動いている。そのこと自体が、すでに前代未聞だと思う。
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