学校の授業がカードゲームみたいになってる件、ロイロノートを調べたら想像以上だった

学校の授業がカードゲームみたいになってる件、ロイロノートを調べたら想像以上だった
きっかけはSNSの一枚のスクショ
先週、タイムラインに流れてきた投稿が妙に気になって。小学生の子どもを持つ親御さんが「うちの子、ロイロノートで授業の答えを先生に送ったって言ってた。なにそれ?」ってつぶやいてたやつ。コメント欄も「うちも!」「もう紙のノートじゃないんだ…」って反応だらけで、なんとなくスルーできなかった。
正直、最初は「またなんか教育系のアプリ?」くらいの温度感だった。でも調べてみたら、思ってたより全然ちゃんとしたサービスで、しかも学校現場への浸透ぶりがちょっとすごかった。
作ってるのは横浜の会社
「ロイロノート」を開発・販売しているのは、株式会社LoiLo(ロイロ)という日本のソフトウェア開発会社。神奈川県横浜市に本社を置いていて、正式なサービス名は「ロイロノート・スクール」という。
社名がLoiLoなんだけど、これ読み方がわからなくて最初「ロイロ」って読むのか確信が持てなかった。調べたらちゃんと「ロイロ」で合ってた。なんかオシャレな響き。
で、実際なにができるの?
簡単に言うと、生徒が自分のタブレットやPCで「カード」と呼ばれる画面に考えや答えを書いて、それを先生に送信したり、クラス全体で共有したりできる授業支援のクラウドサービス。紙のワークシートに書いて前に提出しに行く、あの作業がデジタルになったイメージ……なんだけど、それだけじゃなくて。
カードとカードを矢印でつないで「思考の流れ」を可視化できたり、写真や動画もカードに貼り付けられたりするらしい。先生側は生徒全員の回答をリアルタイムで一覧表示して授業を進められる。これ、めちゃくちゃ便利じゃないか。「誰がまだ終わってないか」「どんな意見が出ているか」が一目でわかるわけで。
なぜ今、こんなに広まってるのか
おそらく一番大きいのは、GIGAスクール構想の波だと思う。国が小中学生に一人一台端末を配備する政策を進めてきた流れで、学校側も「タブレットを配ったはいいけど何に使うの?」ってなったところにロイロノートがはまった、という感じがする。あくまで個人の見立てだけど。
クラウドだから特別なインストール作業も少なくて、先生がそんなにITに詳しくなくても使えるっていう点が、学校という場所には刺さりやすいんじゃないかと。
「授業が変わった」と感じてる人たちのリアル
SNSで教員アカウントをいくつか見てみると、「ロイロノートを使いはじめてから、発言が苦手な子も自分の意見を出せるようになった」という声がけっこう出てくる。手を挙げて答えるのは怖くても、カードに書いて送るなら別のハードルになる、ということらしい。
これは正直、なるほどと思った。
授業で発言できない子って「間違えたくない」「笑われたくない」という心理があると思うんだけど、デジタルで送るというワンクッションで、そのハードルが下がるなら、ツールの力って馬鹿にできない。
大人目線でちょっと引っかかること
便利なのはわかった。でも個人的に気になるのは、子どもたちが「手で書くこと」から離れていくスピード感。ロイロノート自体の問題じゃなくて、デジタルシフト全体への話なんだけど、思考と手書きってけっこう連動してる気がしていて。カードにタイピングすることで失われるものもあるんじゃないかな、と少し思う。
ただ、これは昭和生まれの自分がどうしても持ってしまうバイアスかもしれない。今の子どもたちにとっては「タブレットで書く」こと自体がすでに普通の表現手段なんだろうし。
横浜発のサービスが全国の教室を変えている
神奈川県横浜市の会社が作ったこのクラウドサービスが、今や日本中の小中高の教室で動いているというのは、素直にすごいと思う。「日本の学校ってITが遅れてる」ってよく言われるけど、こういうサービスが現場に入り込んでいるなら、少しずつ変わってきてるんだろう。
自分には学校に通う子どもはいないけれど、もし今の時代に小学生だったら、授業の感覚ってまるで違うんだろうなと思う。それがどんな大人を育てるのか、10年後くらいに答えが出てきそうで、なんか静かに気になっている。
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