宮城の片隅にある「登米市」、調べたら思ってたより深かった話

登米市

宮城の片隅にある「登米市」、調べたら思ってたより深かった話

「登米市」ってどこ?正直、最初はピンとこなかった

SNSで「登米市」って単語が流れてきたとき、正直「とめし?とよまし?」って読み方からわからなかった。恥ずかしながら。調べてみると「とめし」と読むらしい。宮城県にある市で、ちゃんと地図で確認したら県の北部、岩手県との境に近いあたりに位置している。

知らなかっただけで、けっこうな規模の街だった。

数字で見ると、なかなかの存在感

Wikipediaで調べた情報によると、2019年6月1日時点での人口は約78,179人。世帯数は27,275世帯。面積は536.12平方キロメートルとのこと。人口密度は1平方キロメートルあたり146人というから、広大な土地にゆったりと人が暮らしているイメージだ。

536平方キロって、どのくらい広いんだろうと思って軽く調べたら、東京23区(約627平方キロ)に近い広さ。それだけの面積に約8万人弱が住んでいる。東京とは密度が全然違う。でもそれが登米市の"空気感"を作っているんだろうなと、勝手に想像してしまった。

米どころ、という言葉の重さ

登米市が特に知られているのが、米の生産地としての顔。Wikipediaにも「The area is noted for its rice production.」とはっきり書いてある。日本語にすれば「この地域は米の生産で知られている」。

米どころ、って言葉はよく聞くけど、実際に地名を調べたときにその一文が出てくるのって、なんか重みが違う気がした。観光スポットとか歴史とかじゃなくて、「米」が真っ先に来る土地。それってある意味、すごくシンプルで芯のある紹介のされ方だと思う。

宮城県といえば「ひとめぼれ」や「だて正夢」といったブランド米が有名で、東北全体が米どころというイメージはあった。でも登米市が具体的にその中核を担っているんだとしたら、日本の食卓を陰で支えている街、という感じがしてなんか好きになった。

78,179人の暮らし、想像してみる

人口約7万8千人というのは、都市部に住んでいる人間からすると「小さい」印象を持つかもしれない。でも考えてみると、536平方キロの広い土地でその人数が農業を中心に地に足をつけて生活しているって、なんか豊かさの種類が違う気がする。

密度が低い=不便、じゃなくて、密度が低い=ゆとり、とも言えるわけで。

27,275世帯という数字も、なんとなく「一軒一軒に顔がある」ような温かみを感じさせる。都会だと隣の人の名前すら知らないことがあるけど、登米市みたいな街だとそういう距離感が違うんだろうな、と。これは完全に私の妄想だけど、外れてもいない気がしている。

話題になるのって、やっぱり「知られてなかったから」じゃないか

登米市が今話題になっている背景には、いろんな理由があるんだと思う。でも個人的に感じたのは、「ちゃんと知られていなかったものが、ふとしたきっかけで可視化された」という感覚。

宮城県といえば仙台、というイメージが強くて、その陰に隠れていた街がスポットを浴びる瞬間って、なんか見ていて気持ちいい。米を作り続けて、広い土地で静かに暮らして、それでもちゃんと存在していた78,000人の街。

自分で調べてみて、最初の「なんじゃこれ」という気持ちが、気づいたら「行ってみたいな」に変わっていた。それが正直なところ。


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