ワークウェアなのにおしゃれ?「カーハート」がいま刺さる理由、調べたら納得した
ワークウェアなのにおしゃれ?「カーハート」がいま刺さる理由、調べたら納得した
SNSで見かけて、正直ピンとこなかった
最近やたらと「カーハート」って名前を見かける。インスタでもXでも、おしゃれっぽい人たちがロゴ入りのジャケットやパンツを着ている写真を投稿していて、なんとなく気になってはいたんだけど、「で、それって何?」ってずっとモヤモヤしてた。
調べてみて、まず驚いたのが「ワークウェアブランドだった」という事実。てっきりストリート系の新進ブランドかと思ってたら、全然違った。
アメリカの「現場」から生まれたブランド
カーハート(Carhartt)は、アメリカで古くから愛されているワークウェア・ブランド。もともとは現場で働く人たちのための、とにかく頑丈な服を作るブランドとして知られていた。ペインターパンツやオーバーオールが特に有名で、デザインもシンプル。「仕事着」としての機能を突き詰めた結果が、あのシンプルな見た目なんだと思うと、なんか腑に落ちる。
で、その「頑丈でシンプル」なところが、若者にウケた。
アメリカではヒップホップ系ファッションのブランドとして古くから支持されていたらしい。現場仕事の服がヒップホップカルチャーに溶け込んでいくって、考えてみればすごくアメリカらしいストーリーだなと感じた。
日本での立ち位置が、また面白い
日本では「裏原宿系」に分類されるブランドとして認知されているらしい。アメリカではヒップホップ、日本では裏原宿系。同じブランドなのに、国が変わると受け取られ方がガラッと変わる。それってなんか、ブランドとしての懐の広さを感じる。
過去のコラボ歴を見ると、ア・ベイシング・エイプやステューシーといった名前が出てくる。どちらも日本のストリートファッション好きなら知らない人はいないレベルのブランド。さらにキャップの定番中の定番、ニューエラ・キャップ・カンパニーともコラボしている。このコラボ歴だけでも、カーハートがいかにストリートカルチャーに根づいているかが伝わってくる。
「UKカーハート」という存在
もうひとつ知らなかったのが、ヨーロッパライン「UKカーハート」の存在。近年ではこちらの販売も行っていて、日本の直営店ではUKカーハートを中心に展開しているらしい。
アメリカ生まれのワークウェアが、ヨーロッパでラインを持って、日本の直営店ではそのヨーロッパラインが主役になっている。なんか、すごくグローバルな話だなと思った。ブランドのルーツはアメリカの「現場」なのに、今やファッションシーンを横断している。
思ってたより、ずっと深いブランドだった
正直、最初は「ロゴがかっこいいだけのブランドかな」くらいに思ってた。でも調べてみると、ワークウェアとしての機能美、ヒップホップカルチャーとの結びつき、裏原宿系との接点、豪華なコラボ歴と、いくつもの文脈が重なっているブランドだった。
シンプルに見えるのに、背景が厚い。それが今の若い世代にも刺さっている理由なのかもしれない。「なんかよくわからないけどかっこいい」じゃなくて、「知れば知るほど好きになる」タイプのブランド。
ペインターパンツ、正直ちょっと欲しくなってきた。
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